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病気の検査や診断で受ける放射線被曝量 | |||||
(放射線技師会雑誌No47 10号より) | |||||
撮影部位及び診断1件当たりの被曝量 (mSv) | |||||
頭 部 | 0.13 mSv | 集団検診 | CT撮影 | ||
胸部 | 0.065 mSv | 胸 部 | 0.3 mSv | 頭 部 | 0.5 mSv |
胃 | 2.0 mSv | 胃 | 4.1 mSv | 胸 部 | 0.47 mSv |
注 腸 | 3.2 mSv | 腹 部 | 0.23 mSv | ||
腰 椎 | 1.5 mSv | ||||
膀 胱 | 1.9 mSv |
日本における自然放射線被曝について(μSv) | |||
体外からの被曝 | 宇宙線 | 300μSv | |
大地からの放射線 | 340μSv | ||
体内からの被曝 | K | 176μSv | |
Rn | 450μSv | ||
その他 | 176μSv | ||
計 1,442μSv | |||
=1.42mSv |
自然放射線被爆量は航空機の利用によりさらに増加します。特に海外旅行では被爆量は急激に増加します。
東京大学医学部の甲斐倫明先生らによる成田ーニューヨーク路線の往復被曝線量の計算値は約86μSvですから、
胸部レントゲン1枚(65μSv)の撮影より、米国往復の被爆量は多くなります。
詳しくは航空機乗務員の被曝線量
急性放射線症の症状と線量 | |
( Gy はあらゆる放射線に適用単位) | |
Gy=Svと考えて下さい | |
0.25Gy | ほとんど臨床症状なし |
0.50Gy | リンパ球の一時的減少 |
1.00Gy | 悪心 嘔吐 全身倦怠 リンパ球の著明な減少(危険限界量) |
2.00Gy | 上記の他 長期の白血球減少 死亡率 5% |
3.50Gy | 上記の他 感染 出血傾向 死亡率 50% |
6.00Gy | 上記の他 下痢などの消化器症状 死亡率 90% |
7.00Gy | 死亡率 100% |
100レム=1Sv 100ラド=1Gy 1Sv=1000mSv Sv(シイベルト) Gy(グレイ) |